2016年1月29日金曜日

日本社会が労働者を軽視する風潮は、今に始まったことではない

「今回の事故については、今の日本が抱える偏った労働力の不足や過度の利益追求、安全の軽視など、社会問題によって生じたひずみによって発生したように思えてなりません」  長野県軽井沢町でスキーツアーの大型バスが道路から転落し、大学生ら15人のいのちを奪った大惨事。亡くなった早稲田大学4年の阿部真理絵さん(22)の父親は通夜を終え、こうコメントした。父親が嘆きとともに絞り出した言葉は、安全が担保されない社会への告発のようだ。
繰り返されるバス事故 元運転手がギリギリの現場語る〈週刊朝日〉 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160128-00000000-sasahi-soci ……日本社会が労働者を軽視する風潮は、今に始まったことではない  この労働者軽視の伝統を打破するには、  社会全体で、相当の血を流す覚悟が必要と思われる。    要は、今の日本型雇用慣行は、 「雇用は絶対死守するが、それ以外は犠牲にする」  しかも、転職市場は発展していないから、  いやなら辞める、という選択肢が極限まで狭められている。  それを入れ替えれば、最終的には、  透明性ある労働環境で、  待遇が悪いと辞められるから、  需要と供給の関係で、適正な雇用環境が実現する。  安全についても、民間訴訟を充実させて、  この手の管理不備事故に対しては、  懲罰的な罰金を会社に課すようにするとか、  対策はあると思う。  とはいえ、現実には最終形に落ち着けるかどうかも、  理想通りにはいかないし、  なにより、その過程で、社会全体で相当の血が流れる。  結局は、「行き過ぎた規制緩和」がどうとかで、  前よりも厳しい規制社会に行き着くのかなぁ。  バス会社なんかは、全部国営で、  1県1社くらいにして、  料金も国指定(それってカルテルだけど)なら、  競争もないから、まぁ、安全性は、高まる、のか!?  んなわけないだろうけどねぇ。 幼児教育で英語力を伸ばすならペッピーキッズクラブ 絶望の未来を生きるために 翔太の徒然日記  

0 件のコメント:

コメントを投稿